バイデン政権、掘削の競売を再開

バイデン政権は8月31日、リース競売の再開を義務付ける裁判所の命令に従い、数百万エーカーのエリアを原油・天然ガスの掘削に開放する計画を発表した。今回の措置には、メキシコ湾岸の約8,000万エーカーの水域が含まれ、更に数十万エーカーの土地が対象となる可能性がある。これは、気候変動対策に取り組み、大統領選挙では新たな原油・天然ガスの連邦リースの終結を約束した民主党のバイデン大統領にとっては後退となる。大統領は1月の就任直後に、環境への影響と納税者への価値の分析が未決であるとして、掘削の競売を一時停止した。しかし、ルイジアナ州の連邦判事は6月、競売の再開を命じる判決を下した。内務省(Department of Interior)は8月31日、現在可能なほぼすべての競売を実施するとし、メキシコ湾岸における9,000万エーカー以上のエリア一帯を開放することを表明した。

Reuters “Biden administration to resume drilling auctions in setback to climate agenda” (8/31/21)