ドイツで開催されたG7首脳会議で6月26日、「グローバル・インフラ投資パートナーシップ(Partnership for Global Infrastructure and Investment: PGII)」が発表された。PGIIは、発展途上国におけるインフラの格差の是正、世界経済及びサプライ・チェーンの強化、米国の国家安全保障の進展につながる画期的なプロジェクトを実施する。これにあわせてバイデン大統領は、米国が今後5年間、グラントや連邦資金調達及び民間部門の投資を活用し、PGIIに2,000億ドルを拠出することを目指すと発表した。米国は、G7のパートナーと共に、2027年までに世界のインフラ投資に6,000億ドルを拠出することを目指す。バイデン大統領は、4つの優先的支柱(①気候危機対策及び世界エネルギー安全保障の強化、②セキュアな情報通信技術ネットワーク及びインフラを開発、拡大、導入し、経済成長の原動力とし、オープンなデジタル社会を促進する、③ジェンダーの平等と公平の進展、④医療制度のインフラ整備と世界医療安全保障への貢献)によってPGIIを実行していくことを示す大統領通達、ならびにPGIIの代表的プロジェクトを発表した。