バイオテクノロジー・イノベーション協会(Biotechnology Innovation Organization: BIO)と州バイオ科学協会評議会(Council of State Bioscience Associations: CSBA)は10月26日、「米国バイオ科学業界:イノベーションの育成と米国の経済進展の促進(The U.S. Bioscience Industry: Fostering Innovation and Driving America’s Economy Forward)」と題する報告書を発表した。バイオ科学業界の経済効果と全国及び各州におけるコロナ禍の活動について報告したものである。それによれば、主要な考察点として、①米国のバイオ科学業界は2021年に12万件以上の米国企業において210万人を雇用した、②2018年以来、経済全般で雇用基盤の1.5%が削減された中、バイオ科学業界の雇用は11%増加した、③バイオ科学業界が米経済にもたらした経済効果は合計2兆9,000億ドルに達した(2021年。生産高合計に基づく)、④バイオ企業は、中小企業を中心に、新型コロナのワクチン及び治療法の開発に重要な取り組みを行った、が挙げられている。