米国内で化石燃料の燃焼による自動車からのシフトが進む中、エネルギー省(Department of Energy)傘下のオークリッジ国立研究所(Oak Ridge National Laboratory: ORNL)とアルゴンヌ国立研究所(Argonne National Laboratory: ANL)の研究者は、鉄道という別の選択肢に注目している。彼らの研究は、鉄業業界向けに、ディーゼルに代わる実行可能な代替燃料として、ゼロ炭素の水素及びその他の低炭素燃料に焦点を当てている。ORNLにある国立輸送研究センター(National Transportation Research Center)で11月9日、学際的チームの研究者達が、鉄道技術会社ウェブテック社(Webtec)の単気筒デュアル燃料ロコモーティブ・エンジン(single-cylinder dual-fuel locomotive engine)を設置し、プロジェクトの開始を祝った。研究者は、同ロコモーティブ・エンジンのためのハードウェア及び制御戦略の開発に取り組み、ロコモーティブに代替燃料を使用することの実行可能性を実証することに取り組む。両国立研究所は、ウェブテック社と共同研究開発契約を交わし、ANLとウェブテック社の契約には、ソフトウェア開発事業者のコンバージェント・サイエンス社(Convergent Science, Inc.)も含まれている。プロジェクトは4年間の計画で行われる。