6月28日、スパコンの世界ランキング「トップ500(Top500)」の第57版が発表された。多くのシステムが前回版と同様で、富岳が引き続き1位(リンパック性能で442ペタフロップス)となり、大幅なリードを維持した。また、上位10以内にランクした新参システムは、ローレンス・バークレー国立研究所(Lawrence Berkeley National Laboratory)に設置されたパールマッター・システム(Perlmutter system)(5位)(同65.69ペタフロップス)のみであった。トップ500にランクインしたシステム数で見ると、中国(186件)が最多となっている(ただしその数は半年前の214件から大幅に減少)。米中間の地政学的な緊張を受け、中国はトップ500で自身のシステムを誇示する意欲をそがれたようである。トップ500にランクインした米国のシステム数は、前回の113件から123件へと増加した。上位100システムで見ると、米国33、日本19,ドイツ11、中国3となっている。
HPC Wire “Top500: Fugaku Still on Top; Perlmutter Debuts at #5” (6/28/21)