オークリッジ国立研究所(Oak Ridge National Laboratory: ORNL)は10月14日、2025年度の米国経済への経済効果が総額66億ドルであったとする報告書を発表した。原子力エネルギーや超知能(Super Intelligence: SI)などの技術発展を目指すジェネシス・ミッションを主導する同研究所は、294件の発明、73件の特許を取得し、同研究所に対する連邦政府の資金1ドル当たり約2.39ドルの経済効果を生み出したことが明らかになった。また、同研究所の直接雇用が7,427人となったほか、その研究活動による波及効果で科学技術サービス、医療、小売、建設、旅行、その他産業などにおける間接雇用が約2万5,819人となったという。さらに地元テネシー州内に限ると、約36億ドルの経済効果と1万7,058人の雇用を創出し、うちORNLが位置するノックスビル都市圏は33億ドルの経済効果と1万5,645人の雇用の創出などその大部分を占めた。中小企業からは4億9,750万ドルを調達し、科学的発見を産業競争力や地域経済の成長へと結びつけていることを示す形となった。
ORNL “ORNL generates $6.6 billion in US economic impact in FY 2025” (10/13/26)