エネルギー情報局(Energy Information Administration: EIA)が発表した「短期的エネルギー概要(Short-Term Energy Outlook: STEO)」によれば、米国の電力小売売上は2021年に2.8%増加すると予測されている。その主因は、産業部門の売上が5.1%増加することである。また、商業部門の電力売上も増加する見込みであるが、多くの者が在宅勤務を続けることから、その増加率は2.1%と低い。EIAのスティーブ・ナレー局長(Steve Nalley)は、「産業部門の電力売上増は、米国内で新型コロナウィルス感染症(COVID-19)のパンデミックが弱まりつつあり、経済活動水準が上昇していることを示す強力な兆候である」と述べている。2022年までを通じて、再生可能エネルギーの寄与は増加し、米国発電に占めるに再生可能エネルギーの割合は、2020年の20%から2022年は23%に達すると予測されている。