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大学卒業率悪化を懸念する報告書発表
米教育NGOカレッジボード(College Board)は、報告書「The College Completion Agenda 2010」を発表し、この中で、諸外国に比べた場合の米大学の卒業率の悪化(25~30歳の大学卒業者数は以前は先進国36か国中第1位だった所、現在第12位にまで陥落)により、米国経済の競争力が阻害する恐れがあるとし、プリスクールから高等教育までの包括的な改善の必要性があると訴えた。これに関連して、2009年7月にオバマ政権は大学卒業率改善を目的として、2020年までに大学卒業生数を500万人増加させる米国卒業イニシアティブ(American Graduation Initiative)を立ち上げている。民間でも様々な動きが見られ、世界最大の慈善基金団体であるビル&メリンダ・ゲイツ財団(Bill and Melinda Gates Foundation)も1億1,000万ドルを卒業率改善努力に寄付することを発表しており、ここに来て米国の抱える教育問題の解決に向けた官民両サイドにおける機運が一気に高まっている。 New York Times, “Once a Leader, U.S. Lags in College Degrees” (7/23/2010)