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オープンアクセス

米国研究論文の無料アクセス化により10億ドルの効果が生まれるとの試算

オーストラリアのビクトリア大学(Victoria University)のエコノミスト、ジョン・ホートン氏(John Houghton)が発表した経済分析報告によれば、公費で行われている科学研究の論文へのアクセスを無料にすることで、30年間で10億ドル以上の経済効果が米国にもたらされるという。国立衛生研究所(National Institutes of Health:NIH)ではグラント受益者に対し、グラント研究成果をまとめた論文を一定期間後(12ヵ月後)に無料公開するよう義務付けており、議会は現在この方針を11の研究省庁に拡大すると共に、NIHグラント受給者の論文一般無料公開開始期間を、研究論文発表6ヶ月後に短縮することを検討している。ホートン氏による報告書はこの政策による影響を分析したもので、論文へのアクセスが無料になることで、論文を購入しなければならない場合に比べ、ダウンロードや引用が増えるとのビジネスモデルに基づいている。 ScienceInsider “Free Access to U.S. Research Papers Could Yield $1 Billion in Benefits” (08/04/10)