SRCとNSF、エネルギー効率の高いコンピューティングに関する報告書を発表

米国科学財団(National Science Foundation: NSF)と、半導体研究コーポレーション(Semiconductor Research Corporation: SRC)は、「エネルギー効率の高いコンピューティングに関するワークショップ(The Workshop for Energy Efficient Computing)」と題する報告書を発表した。報告書は、NSFとSRCが4月に実施したワークショップの結果をまとめたもので、エネルギー消費分野を中心にコンピューティングの進展を限定的にしている主要因と、これらの障害を克服する可能性を持った新規の研究について記述している。2020年には年間44ゼタバイト(1ゼタバイトは1兆ギガバイト)のデータが創出されると試算されており、その恩恵を現実のものとするためにはコンピューティングの新しいパラダイムが必要とされている。こうした中、NSFとSRCは4月にワークショップを行い、その結果をまとめたものが今回の報告書である。報告書のファインディングと勧告は、大統領府の科学技術政策局(Office of Science and Technology Policy:OSTP)が発表した「未来のコンピューティングのためのグランド・チャレンジ(Grand Challenge for Future Computing。人間の脳と同じ効率性で機能するコンピューティング・システムを作り出す新規手法の要請)」の内容と同調する。
National Science Foundation “New report on energy-efficient computing” (10/20/15)