景気低迷が企業のR&D支出のシフトに拍車をかける

景気低迷時には、現金の抱え込みや雇用の先延ばし、経費削減努力が行われ、R&D予算も削減されることが多い。しかし大恐慌以来といわれる今回の不況の中でも、S&P500指数にリストされている企業のうち232社はR&D支出を不況前よりも増加させている。しかし、あらゆる製品において技術の重要性が増していることを考えれば、R&D支出増も驚くことではないといえる。現在の不況下におけるR&Dの特徴としては、真のイノベーションよりも製品サポートに重点が置かれつつあること、他社と共同でR&Dに取り組む企業が増えていることなどが挙げられる。
Bloomberg Businessweek “Tough Times Spur Shifts in Corporate R&D Spending” (08/09/10)