製薬企業による研究開発投資のリターンが回復

デロイト社(Deloitte)が12月3日に発表した製薬業界を対象とした年間調査結果によれば、製薬企業による研究開発投資のリターン率が2010年以来初めて上昇したという。同リターン率は、2013年の5.1%から2014年は5.5%に上昇した。ただしリターン率は企業によって異なり、製薬企業12社を対象に行われた本調査で、最高のリターン率は11.7%となっている一方、最低はマイナス0.7%となっている(企業名は明らかになっていない)。一連の医薬品の特許の失効が2012年にピークを迎えていることから、製薬企業は新たな医薬品を揃える必要があり、調査結果は製薬企業のパイプラインが充実し始めていることを示す。
Reuters “Returns on pharmaceutical R&D improving as pipelines revive” (12/9/14)