米国研究評議会(National Research Council: NRC)が発表した報告書「世界の科学技術分野への戦略的関与(Strategic Engagement in Global S&T)」によれば、国防総省(Department of Defense)が科学技術(S&T)分野における世界的な競争力を維持するためには、世界的なS&T動向への認識を強化し、協力の機会を特定するために実践可能な戦略を策定する必要があるという。更に報告書は、現在、世界的な関与への障害となっている障壁(国防総省の職員が国際会議に出席するための渡航に課せられた制約など)を低減すべきであると勧告している。「国防総省が他国で起きているS&Tの進展を監視及び活用しなければ、国防総省は技術的コンピテンシーを失うリスクがあると同時に米国の経済・国家安全保障上に深刻な影響を及ぼす可能性がある」と報告書は指摘している。
National Academies “As U.S. Scientific and Technological Investments Shrink, Defense Department Needs Better Strategy for Monitoring and Leveraging Global Science and Technology” (6/30/14)