NREL、企業調達による再生可能エネルギー導入進展について調査
電力システムの脱炭素化への移行には、クリーンエネルギーの発電、送配電、貯蔵に大幅な投資が必要となるが、投資資本の確保は主要な課題である。国立再生可能エネルギー研究所(National Renewable Energy Laboratory: NREL)の記事によれば、法規に従って再生可能エネルギーを購入するユーティリティ機関などの「コンプライアンス・バイヤー(Compliance buyers)」と並び、「オフテイカー(offtakers)」と呼ばれる企業投資家が、任意(自主)市場の一環として再生可能電力を直接購入するケースが増加している。これは、再生可能プロジェクトが初期の資本投資を行う上で必要となる価格の確実性をもたらす。このような企業の役割が急速に増大していることを受け、「自主市場の活動はどのようにして再生可能エネルギーの導入を促進しているのか」「自主市場の多様な手法は電力システムの運用にどのように影響しているのか」といった新たな研究上の疑問が浮上している。こうした研究の溝に対処するため、NRELは、再生可能エネルギーの世界的な購入企業大手であるメタ社(Meta)と提携し、企業による再生可能調達とクリーンエネルギー投資を可能にする状況について一連の報告書の作成に取り組む。その最初の研究プロジェクトとして、NRELは、研究コンサルタント会社と協力し、企業購入者に共通する特徴とこれらの企業が再生可能調達の未来で担う役割について調査する。 National Renewable Energy Laboratory “NREL Explores How Corporate Procurement Can Advance Renewable Energy Deployment” (10/22/24)