商務長官、イノベーションとアントレプレナーシップに関する全米諮問評議会のメンバーを発表

ゲイリー・ロック商務長官(Gary Locke)は13日、イノベーションとアントレプレナーシップに関する全米諮問評議会(National Advisory Council on Innovation and Entrepreneurship)のメンバー26名を発表した。同評議会は、アントレプレナーシップの育成と、研究所におけるアイデアの新規事業や雇用への転換促進に向けた政策についてオバマ大統領に助言を行う。 Department of Commerce “Locke Announces National Advisory Council on Innovation and Entrepreneurship Members” (07/13/10)

オバマ大統領、OMB長官にクリントン政権時の長官を指名

オバマ大統領は、行政管理予算局(OMB:Office of Management and Budget)の次期長官として、クリントン政権時の1998年から2001年まで同局長を務めたジェイコブ・ルー氏(Jacob Lew)を指名した。同氏は現在、国務副長官(管理・資源担当)を務めており、政治及び政府関係者の間では実務的かつ知的人物として知られている。8月に辞任する現職のピーター・オルザグ氏(Peter Orszag)の後任として就任する予定である。ルー氏はOMB長官就任中は2,370億ドルの黒字達成に成功している。 Government Executive “Obama nominates Clinton budget director to lead OMB” (07/13/10)

国立癌研究所の14代所長にハロルド・バームス氏就任

国立癌研究所(NCI:National Cancer Institute)の14代所長としてハロルド・バームス氏(Harold Varmus)が就任した。1993年から1999年までは国立衛生研究所(NIH:National Institutes of Health)の所長として活躍した他、最近はニューヨーク市にあるメモリアル・スローン・ケタリング癌センター(Memorial Sloan-Kettering Cancer Center)の所長を務めた。なお、同氏は1989年にノーベル生理学・医学賞を共同受賞している。 NIH News “Harold Varmus Sworn in as National Cancer Institute’s 14th Director” (07/12/10)

ARPA-E、ハイリスク・ハイリターンのエネルギープロジェクト43件採択

エネルギー省のファンディングエージェンシーであるARPA-E(Advanced Research Projects Agency-Energy)は、43の研究プロジェクトを採択し、「米国復興・再投資法(American Recovery and Reinvestment Act)」から総額9,200万ドルの資金提供を行うと発表した(但し、今後の交渉次第で最終的な金額は変動する可能性がある)。今回の採択プロジェクトは、①グリッドスケールのエネルギー貯蔵、②電力技術の迅速な配電、③エネルギー高効率の建造物の3分野に分類される。 Green Car Congress “US DOE Selects 43 Projects for $92M in ARPA-E Funding; 3 on Automotive Power Electronics” (07/13/10)

GE、2億ドルのスマートグリッド・イノベーション・チャレンジを始動

GEはベンチャーキャピタル企業などと共同で、よりスマートでクリーン、かつ効率的な電力グリッドを構築するためのアイデアを、技術者やアントレプレナー、スタートアップ企業から募集し、優れたアイデアに2億ドルを提供するプログラム「GEエコマジネーション・チャレンジ:パワリング・グリッド(GE ecomagination Challenge:Powering the Grid)」を開始した。募集内容は、再生可能、グリッド、エコ住宅/エコビルディングの3分野となっている。また、同プログラムでは、より効率的なグリッド技術の導入の促進も狙いとしている。 Environmental Leader “GE, Partners Launch $200M Smart Grid Innovation Challenge” (07/14/10)

中国、クリーンエネルギー技術の資金調達で欧米を上回る

ブルームバーグ・ニューエネルギー・ファイナンスによれば、中国では今年第2四半期の、風力タービンやソーラーパネル、低炭素技術などクリーンエネルギー技術のアセット・ファイナンシング額が、前年同期比72%増の115億ドルに達し、米国(49億ドル)と 欧州(45億ドル)の合算額を上回る結果となった。「中国は急成長を続けている一方、欧州は後退に苦しんでいる。投資家の注目先は急速に変わりつつある」とブルームバーグ・ニューエネルギー・ファイナンスのCEOは述べている。 Bloomberg “China Surges Past U.S., Europe in Financing for Clean-Energy Technologies” (07/13/10)

合成生物学に対する規制を求める声、高まる

ハーバード大学のジョージ・チャーチ教授(George Church)とゲノム研究者のクレイグ・ベンター氏(Craig Venter)は7月8日に行なわれた大統領バイオ倫理問題諮問委員会の会合で、急成長する合成生物学業界に対して政府による何らかの規制が必要であるとの認識を示した。科学者がバクテリアやその他の有機体に特定の遺伝子配列を加えて操作することができるようになり、炭素ゼロの燃料や画期的な医療技術につながる可能性がある一方、こうした技術は危険なウィルスや薬物耐性のあるバクテリアの生成などテロや犯罪を含めた危険につながる可能性があり、連邦政府による監督が必要であるとの見解が示された。 Bloomberg News “Regulation of synthetic biology industry urged” (07/09/10)

新規制がバイオマスに暗雲をもたらす?

バイオマス・エネルギー技術は、化石燃料に代わるクリーンかつ気候に優しい技術と考えられ、カリフォルニア州など多くの州で、バイオマス発電所の多くが、再生可能エネルギー税制優遇措置やその他の恩恵を受けている。しかし、バイオマスによる環境への影響を巡る議論から、マサチューセッツ州では優遇措置が適用されるプロジェクトを厳しく制限する新規制が草案されつつあり、こうした動きが他州または連邦政府に広がった場合、バイオマス開発業者および再生可能エネルギー生産の目標達成に取り組む州政府に広範な影響をもたらす可能性が出てきた。 New York Times “New Rules May Cloud the Outlook for Biomass” (07/09/10)

DARPA、画期的スパコン研究を支援

国防高等研究計画局(DARPA : Defense Advanced Research Projects Agency)は、新規のオムニプレゼント・ハイパフォーマンス・コンピューティング(OHPC : Omnipresent High Performance Computing)プログラムの一環として、未来のコンピューティングシステムの性能と能力を劇的に進歩させ、エクストリームスケール(ExtremeScale)コンピューティングを実現するような革新的な手法を研究開発するチームを募集している。DAPPAは、スパコン研究開発においては漸進的アプローチだけでは不十分であるとして、革新的な研究アイデアのみを募集している。具体的な募集技術は、スパコンに必要とされる電力の削減・管理方法、プログラム性に優れたシステムのためのハードウェア、ソフトウェアおよび言語デザインなど。 InformationWeek “DARPA Plots Supercomputing Future” (06/30/10)

オバマ大統領、全米輸出イニシアチブの進捗報告書と大統領輸出評議会のメンバーを発表

オバマ大統領は7月7日、全米輸出イニシアチブ(NEI : National Export Initiative)の進捗報告書を発表した。報告書によれば、5年間で米国の輸出を倍増し、数百万の雇用を支えるという大統領の目標に向け順調に進歩しているという。また、大統領が一般教書演説でNEIを要請して以来、米輸出業者の活動支援強化や輸出業者の資金アクセスの強化など、5つの分野で大幅な進展が見られたという。大統領はさらに、輸出、雇用、成長の促進に関して大統領に助言を行う大統領輸出評議会(President’s Export Council)のメンバーも発表した。 White House “President Obama Provides Progress Report on National Export Initiative, Announces Members of the President’s Export Council” (07/07/10)