NIHの大型プロジェクトが縮小・廃止に
国立衛生研究所(National Institutes of Health: NIH)では、3月以来の自動歳出削減措置を始めとした厳しい予算環境を受け、付属各研究所の所長が、大型資金を必要とするプログラム(主に予算全盛時の2000年代初頭に実施された)の見直しを図り、一部閉鎖などを決断している。例えば、8月に国立一般医科学研究所(National Institute of General Medical Sciences: NIGMS)の所長に就任したジョン・ローシュ氏(Jon Lorsch)は、2000年以来年間約7,000万ドルの予算がつけられていたタンパク質構造イニシアチブ(Protein Structure Initiative: PSI)の縮小を決定している。同所長は、「厳しい予算環境を受け、NIGMSの優先事項は研究者が提案した研究を助成することである」と述べている。また、国立神経疾患・脳卒中研究所(National Institute of Neurological Disorders and Stroke: NINDS)のストーリー・ランディス所長(Story Landis)も、非生産的あるいは時代遅れとなっている約15件のプロジェクトを終了させている。 Nature News “Large NIH projects cut” (11/12/13)