米国は、緊急事態が発生した際に、臨床試験活動が協調的に行われるよう準備しておく必要がある。緊急の研究ニーズが生じた際に、様々な拠点で調整された大規模な研究を支えられる継続的な臨床試験活動の基盤を策定する必要がある。臨床試験のプロトコルを策定し、一貫したデータ要素を通じて試験データを取得する必要がある。こうした中、大統領府科学技術政策局(Office of Science and Technology Policy: OSTP)は国家安全保障会議(National Security Council: NSC)と協力し、緊急事態が発生した際に、米国が適切に応答するために必要な臨床研究能力を強化する方法について、関係機関からの意見を求める「情報の要請(request for information: RFI)」を発表した。緊急時に即行動を起こせるよう研究基盤を整備しておくために、機関や科学者に必要なことは何か? どのようにして、初日から計画が同じ方向へ進み、適切な科学的質問を行い、効率的に資源を調整できるようにすることができるか? といった点について、一般からの意見を募集している。