大統領府科学技術政策局(Office of Science and Technology Policy: OSTP)は11月17日、初となる「国家シスルナ科学技術戦略(National Cislunar Science and Technology (S&T) Strategy)」を発表した。宇宙渡航を行う全ての国と事業体による、持続可能で平和的かつ責任のある形でのシスルナ(月と地球の間の宇宙空間)の探査及び使用について、米国S&Tのリーダーシップが「米国宇宙優先事項枠組み(U.S. Space Priorities Framework)」に一貫する形でどのように支援していくかについてまとめたものである。科学的発見や経済開発、国際協力を育成することは、シスルナにおける米国S&Tのリーダーシップを達成及び維持する上で重要である。国家シスルナS&T戦略は、あらゆる人に恩恵をもたらす未来の機会に対処する最初のステップとして、①シスルナでの未来の成長を可能にする研究開発の支援、②シスルナにおける国際科学技術協力の拡大、③米国の宇宙状況認識能力のシスルナへの拡大、④拡張及び相互運用が可能な手法を用いてシスルナの通信及びポジショニング/ナビゲーション/タイミング(PNT)を実践する、の4点を主要なS&T目的として提示している。
White House ” FACT SHEET: First National Cislunar Science & Technology Strategy” (11/17/22)