国内のイノベーション能力を拡大するには、あらゆる地域の資源や創造性、創意工夫を活用する必要があるが、米国科学財団(National Science Foundation: NSF)が今週発表した新たなプログラム「NSF地域イノベーション・エンジン(NSF Regional Innovation Engines)(通称NSFエンジン・プログラム)」は、そうした取り組みを支援するものと位置付けられている。本プログラムでは、業界や学術機関、政府機関、非営利組織、市民社会などによる地域的な同盟を創出し、科学的及び技術的イノベーションを強化し、地域経済に効果をもたらすパートナーシップを形成することを奨励することになる。具体的に、イノベーション・エコシステムが十分に確立されていない地域を対象とし、最長10年間で最高1億6,000万ドルを提供する。プログラムは、イノベーション・エコシステムの成長について、①開発(development)、②発生(Nascent)、③新興(Emergent)、④成長(Growth)、⑤成熟(mature)の5段階に分けている。