中央フロリダ大学(University of Central Florida: UCF)は昨年12月、米航空宇宙局(National Aeronautics and Space Administration: NASA)から1,000万ドルの契約を受注し、ボーイング社(Boeing)の協力を得て、クリーンで気候に優しいジェット燃料としてのアンモニアの研究に取り組む。アンモニアは水素と窒素で構成されており、本研究の研究者によれば、高温になると水素はアンモニアから放出されて水素燃料を作るという。NASAは、商業航空機はどのようにしてアンモニアのジェット燃料へ移行できるか、環境への総合的な影響はどのようなものかなど、アンモニアの商業的利用という大きな構図での研究を期待している。UCFのジェイ・カパト教授(工学)(Jay Kapat)は、「水素を燃料として燃焼すると、有害な排出は全く、もしくはほとんどない。一方、従来型のジェット燃料は二酸化炭素や一酸化炭素、微粒子、その他の有害な排出をもたらす」と語る。
UPI “NASA, Boeing, UCF to study zero-carbon ammonia jet fuel” (1/28/22)