IBM社、ワトソン・スパコンを研究者に開放へ

IBM社は8月27日、研究者がワトソン・スーパーコンピュータ(Watson supercomputer)の優れたビッグデータ処理能力を活用し、研究活動を早める一助となるクラウドベースのツール、「ワトソン・ディスカバリー・アドバイザー(Watson Discovery Advisor)」の立ち上げを発表した。IBM社は、「ワトソンを活用することで、研究者の仮説の試験と結論を導くプロセスが劇的に加速されるであろう」と述べている。IBM社は2014年1月にスパコンの新しい利用方法を発見することのみに取り組む事業ユニットとして、「ワトソン・グループ(Watson Group)」を発足させ、10億ドルを投じ、2,000人の従業員を配置する計画である。同社ではまた、この秋からカーネギーメロン大学(Carnegie Mellon)やスタンフォード大学(Stanford University)などの一流大学の学生がコグニティブ・コンピューティング(cognitive computing)の勉強を行う一助として、ワトソン・スパコンを利用できるようにする計画である。
Venture Beat News “IBM finally opens up its Watson supercomputer to researchers” (8/27/14)