政府説明責任局(Government Accountability Office: GAO)は今般、「核廃棄物の清浄化:エネルギー省はR&D努力のより良い調整と優先付けが必要(Nuclear Waste Cleanup: DOE Needs to Better Coordinate and Prioritize Its Research and Development Efforts)」と題する報告書を発表した。数十年に及ぶ核兵器生産から排出された大規模な汚染物を清浄化する上で、エネルギー省(Department of Energy)の研究開発(R&D)は重要である。しかし、この清浄化のためのR&D向け予算は時間の経過とともに縮小されている。GAOは、今回の調査で発見された問題点を指摘した上で、エネルギー省に対して、①モニタリングと成果の評価を行うために、エネルギー省環境管理局(Environmental Management: EM)の複合施設におけるR&D情報を収集するシステムを開発すること、②リスク情報に基づく意思決定の枠組みに従う形で、EM複合施設におけるR&Dの優先付けを行う包括的手法を開発すること、などの4点を勧告している。