GAO、「NIHは海外の下請け機関がかかわるリスクの管理に追加の措置を講じることが可能」と報告

政府説明責任局(Government Accountability Office: GAO)は今般、「連邦研究:NIHは、海外の下請け機関がかかわるリスクの管理に追加の措置を講じることが可能(Federal Research: NIH Could Take Additional Actions to Manage Risks Involving Foreign Subrecipients)」と題する報告書を発表した。連邦機関は、グラントやその他の契約を通じて、海外の事業体(大学や研究所など)へ研究助成金を提供することができる。こうした共同作業は科学的進展につながる可能性があるが、その一方で、研究を搾取して米国に損害をもたらそうとする一部の国に対する懸念もある。GAOは、連邦機関が直接的または間接的に資金を提供した3つの中国研究機関について調査した。その多くの資金は、国立衛生研究所(National Institutes of Health: NIH)から受益したものである。GAOは、「NIHによる監督は、常に海外の機関が助成金の規約と条件を順守していることを確実にするものとはなっていない」とした上で、NIHが監督を強化するよう勧告している。

Government Accountability Office “Federal Research: NIH Could Take Additional Actions to Manage Risks Involving Foreign Subrecipients” (6/14/23)