DARPA、原子蒸気の基礎科学進展に取り組む研究チームを発表

国防高等研究計画局(Defense Advanced Research Project Agency: DARPA)は、「新技術のための原子蒸気科学(Science of Atomic Vapors for New Technologies: SAVaNT)」プログラムを支援する8つの業界及び大学研究チームを選出した。これらの研究チームは、室温における原子蒸気の性能の限界を拡大する革新的手法の開発に取り組み、その独特の利点を活用して国防総省(Department of Defense)のための新たな能力を実証することに取り組む。追加で1件のチームが選出されており、数カ月以内に契約締結となる見通しである。量子研究は、情報科学及び検知の双方において、様々な国防応用を実現できる有望性を示しているが、研究所のブレイクスルーを実用化する上での大きな障害は、量子の特性を活用するために冷却化して原子を閉じ込めるには大規模な機器が必要とされる点である。SAVaNTのチームは、室温で量子の一貫性を維持するために、3つの異なる手法に取り組む計画である。

Defense Advanced Research Project Agency “DARPA Announces Research Teams to Advance Fundamental Science of Atomic Vapors” (9/3/21)