米国科学振興協会(American Association for the Advancement of Science: AAAS)は、気候変動のリスクに関する対話の拡大を目的として、新たなイニシアチブを開始することを発表した。その中核となるのは現行の気候科学やその影響についてまとめた報告書「我々が分かっていること(What We Know)」である。報告書は、気候変動の影響によるリスクの高いシナリオの可能性について、理解及び認識することの必要性を強調している。報告書は、米国民へのメッセージとして、①気候科学者は、気候変動は現実に発生しているとの点で合意している、②我々は、気候システムをより急激かつ予測不可能な方向へ追いつめるリスクを負っている、③早く行動すればそのリスクや費用は低下する、との3点を示している。AAASのイニシアチブには十数名の専門家が参加している。
American Association for the Advancement of Science “AAAS Kicks Off Initiative to Recognize Climate Change Risks” (3/18/14)