原子力規制委員会(Nuclear Regulatory Commission: NRC)のアリソン・マクファーレン委員長(Allison M. Macfarlane)は11月17日に行われた記者会見で、「今後数年にわたり、NRCによる業務の多くの時間は原子力発電所の廃止の監督に費やされると思うが、NRCによる規則は廃炉の監督に適していない」との見解を示した。同委員長は年末に退任する予定である。同委員長の発言によれば、天然ガス価格の急落や電力需要の低迷を受け、既存の原発は競争力を失い、廃炉が進んでいる。しかしNRC規則は、稼働中の原発を対象としており、廃炉は規則の例外に当たり、それは適切な形ではないという。委員長はまた、ラスベガス近郊で提案されている核廃棄物の貯蔵施設設置計画も、先の中間選挙で上院の多数党が交代することになったにもかかわらず、確実からは程遠いとの見解を示した。
New York Times “Nuclear Agency Rules Are Ill-Suited for Plant Decommissioning, Leader Says” (11/17/14)