エネルギー省(Department of Energy)の諮問委員会である核融合エネルギー科学諮問委員会(Fusion Energy Sciences Advisory Committee)は、9月22日、様々な予算シナリオにもとづいて米国核融合研究の今後10年間の計画を概説した報告書を発表した。報告書は、現在進められている3件の大型実験装置のうち少なくとも一つは休止し、フランスで建設が進められている国際熱核融合実験炉(ITER)の実現に必要とされる研究に重点を置くべきであると勧告している。報告書が休止を提案している実験装置は、マサチューセッツ工科大学(Massachusetts Institute of Technology: MIT)のAlcator C-Mod原子炉である。更に、予算シナリオによってはその他の米国核融合施設のいずれかも2020年から2025年の間に窮地に追い込まれる可能性がある。
Nature “US plans for future of fusion research” (9/22/14)