ノーベル賞受賞者らがAIリスクで共同声明 雇用喪失懸念

アクシオス(Axios)は7月15日、ノーベル賞受賞者16名を含む経済学者ら200名が、人工知能(AI)がもたらすリスクについて、迅速な行動を求める共同声明を発表したと報じた。AIが今後10年間で産業革命を上回る経済変革をもたらし、生活水準が向上する一方で、大規模な雇用喪失のリスクがあるとし、人間を補完する方向へ導く「AIガードレール」や制度の構築が急務であると訴えている。スタンフォード大学(Stanford University)のエリック・ブリニョルフソン氏(Eric Brynjolfsson)らが主導する「今、行動しなければならない(We Must Act Now)」と題する声明には、ノーベル経済学賞を受賞したポール・クルーグマン氏(Paul Krugman)など、現在約2,000人が署名しており、左右の政治思想や技術者、政策立案者といった立場の枠を超えて広範な支持を集めている。記事は、開発初期段階の拙速な介入はイノベーションを阻害するとする意見と、協調型AI育成を最優先する推進派の間で議論が激化していると伝えている。

Axios “Top economists issue warning on AI’s implications” (07/15/26)
https://www.axios.com/2026/07/15/ai-economy-nobel