ユーティリティ・ダイブ(Utility Dive)は4月17日、北米における太陽光及び風力発電の電力購入契約(Power Purchase Agreements: PPA)価格が過去最高水準に達したと報じた。レベルテン・エナジー社(LevelTen Energy)のデータによると、2026年第1四半期の平均PPA価格は太陽光で64.49ドル/メガワット時(MWh)、風力で79.40ドル/MWhまで上昇した。電力需要の急増を背景に、開発業者は労働力不足や資材関税、保険料の上昇といった課題に直面しており、厳しい開発環境が価格を押し上げているという。特に風力発電は供給が追いついておらず、一部地域では新規プロジェクトが停滞している。また、イランでの戦争や税制優遇措置の終了が価格に与える影響は現時点では限定的であるものの、今後1~2年は価格が高止まりするとの見通しを示した。さらに価格上昇を受け小規模な購入者が市場を離脱する一方で、データセンター事業者による需要は依然として非常に高い水準にあるとし、同社は、PPA価格が短期的に下落する可能性は低いと予測している。
Utility Dive “US power purchase agreements reach record prices: LevelTen” (04/17/26)
https://www.utilitydive.com/news/wind-solar-ppa-prices-levelten/817780/