国防総省(Department of Defense)は4月10日、戦争における迅速な意思決定を支援し、戦場での優位性を確保するための新拠点「陸軍データ運用センター(Army Data Operations Center)」を4月3日に開設したと発表した。旧式システムや各組織によってこれまで断片化されていた情報を統合するもので、いわゆる「データ管理の911番(緊急対応窓口)」として、作戦部隊がデータに関する問題に直面した際に連絡するような役割を担う。運営は陸軍サイバーコマンド(U.S. Army Cyber Command)が行い、陸軍は膨大なデータを「武器」と定義し、適切なデータ管理こそが意思決定の支配を左右すると強調した。その上で、専門のデータ仲介チームが全階層の指揮官に対し、正確で信頼性の高い情報を迅速に提供する体制を整えるとし、今後180日間の試験運用を通じて、人工知能(AI)や機械学習のモデル管理なども統合する。センサーによる検知から射撃までにかかる時間の短縮など、データ情報処理に基づく判断により、迅速な実行へとつなげていくという。
Department of Defense “Army Launches Data Operations Center, Giving Warfighters Decisive Edge” (04/10/26)
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