今年11月に行われる第27回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP27)が近づく中、米国アカデミー(National Academies of Sciences, Engineering, and Medicine)は、「意思決定者のための温室効果ガス排出情報:これからの枠組み(Greenhouse Gas Emissions Information for Decision-Making: A Framework Going Forward)」と題する報告書を発表した。報告書は、気候変動対策に取り組む意思決定者を支援するため、温室効果ガス排出情報に関する世界的なクリアリングハウスを設置すべきであると勧告している。こうしたクリアリングハウスは、新たな排出試算方法や研究結果をより早急に運用するための移行を促進するものとなる。排出に関する情報は、より利便性が高くタイムリーで、透明性があり、包含的で完全なものとなるよう改良される必要があり、意思決定者に有益な形で検証かつ伝達される必要があると報告書では記載されている。