エネルギー省(Department of Energy)は9月27日、次世代の集光型太陽熱発電(concentrating solar-thermal power : CSP)技術の進展に取り組む10件の研究チームに2,400万ドルを提供した。10件のうち5件は、CSP技術の工業利用(具体的にはセメントや水素、化学部門)の進展に焦点を当て、エネルギー省の産業脱炭素化ロードマップ(Industrial Decarbonization Roadmap)及び工業熱ショット(Industrial Heat Shot)に概説された目標の進展の一助となる。他の5件は、低コストの電力を一日の中でいつでも生産できる次世代CSPプラントの開発というエネルギー省の取り組みを支援するものである。エネルギー省はまた、CSP技術の進展を目的として、「集光型太陽熱発電用ヘリオスタット技術の進展へ向けたロードマップ(Roadmap to Advance Heliostat Technologies for Concentrating Solar-Thermal Power)」と題する報告書を発表した。報告書は、ヘリオスタット(平面鏡で太陽からの光を地上にある特定の方向に反射させる装置)の研究開発のガイドとなるもので、国立再生可能エネルギー研究所(National Renewable Energy Laboratory: NREL)が策定した。