国防イノベーション・ユニット(Defense Innovation Unit: DIU)は過去2年間、国防授権法(National Defense Authorization Act:NDAA)に適合した商用の小型無人航空システム(small unmanned aerial system: sUAS)を米軍へ提供するプロセスの開発に取り組んでおり、2021年には、「ブルーUAS承認リスト(Blue UAS Cleared List)」として、米軍へ商用sUAS能力を提供する企業として11社を追加した。こうした中、国際無人車両システム協会(Association for Uncrewed Vehicle Systems International: AUVSI)は9月27日、業界のセキュリティ専門性を活用し、米国の商用sUAS産業基盤を強化する一助として、サイバーセキュリティに関するパイロット・プログラムを発表した。「AUVSI信頼できるサイバー・プログラム(AUVSI Trusted Cyber Program)」がそれで、商業用途のサイバーセキュリティ基準を設定する取り組みを継続し、sUASが政府ならびにその他の消費者ニーズに対応し、広範な選択肢を提供できるよう支援する。AUVSIのパイロット・プログラムは、国防総省(Department of Defense)のために実施されるわけではないが、こうした取り組みと調整を行うことで、新たにセキュアな商用sUASの選択肢が広がることから、国防総省にも恩恵がもたらされる。