エネルギー省、工業用熱排出を85%削減する新たなエネルギー地球ショットを開始

エネルギー省(Department of Energy)は9月21日、食料やセメント、鉄鋼など、あらゆるものを生産する際に使用される熱に伴う費用、エネルギー使用、炭素排出を劇的に削減することを狙いとした新たな取り組みとして、「工業用熱ショット(Industrial Heat Shot)」の開始を発表した。エネルギー省によるエネルギー地球ショット・イニシアチブ(Energy Earthshots Initiative)の新たな一つとなる工業用熱ショットは、工業熱に関して、コスト競争力のあるソリューションの開発に取り組み、2035年までに温室効果ガスの排出を少なくとも85%削減することを目指す。工業用熱ショットには、目標を達成するための主要経路として、①熱関連業務を電気化する(機器の電気化、クリーン電力の使用など)、②低排出の熱資源を統合する(低排出熱資源への移行、地熱貯留の拡大など)、③低熱もしくは熱を使わないプロセス技術のイノベーション(新たな化学や新興バイオテクノロジー加工の開発など)の3つが挙げられている。

Department of Energy “DOE Launches New Energy Earthshot To Cut Industrial Heating Emissions By 85 Percent” (9/21/22)