エネルギー省(Department of Energy)は9月7日、米国製造部門の産業排出を削減するための4つの経路を特定した包括的な報告書「産業の脱炭素化ロードマップ(Industrial Decarbonization Roadmap)」を発表した。本ロードマップは、産業部門における劇的な炭素排出及び汚染削減が急務であることを強調した上で、業界及び政府のための段階的な研究・開発・実証議題を提示している。報告書が示す4つの経路とは、①エネルギ―効率の強化、②産業の電気化、③低炭素の燃料・原料・エネルギー資源、④炭素捕獲・活用・貯留(carbon capture, utilization, and storage: CCUS)である。また、業界及び政府が大幅な脱炭素化を達成するために実施できるR&D投資や行動として、①初期段段階の研究・開発・実証、②複数の経路戦略への投資、③モデリング/システム分析の実施、などを挙げている。