エネルギー貯蔵は、手頃な費用で信頼性が高く、大幅な脱炭素化された電力システムの創出に重要

変動性再生可能エネルギー(variable renewable energy: VRE)の高い浸透率を活用し、大幅に脱炭素化されたエネルギー・システムにおいては、夜間で太陽光がない時や無風状態の時など、VREによる発電が少なく需要が高い時に送電するには、エネルギー貯蔵が重要である。マサチューセッツ工科大学(Massachusetts Institute of Technology: MIT)のエネルギー・イニシアチブ(Energy Initiative: MITEI)が発表した「エネルギー貯蔵の未来(Future of Energy Storage)」と題する論文は、2050年までに脱炭素化された電力システムを効率的に実現するために、エネルギー貯蔵とVREによる発電を組み合わせた方策を提案している。論文は、エネルギー貯蔵を効果的に導入・利用するため、電力システムの計画・運用・規制のための高度な分析ツールに政府投資を行うことなどを要請している。

MITEI “Energy storage important to creating affordable, reliable, deeply-decarbonized electricity systems” (5/16/22)