戦略国際問題研究所(Center for Strategic and International Studies: CSIS)は今般、「戦略的競争の時代の中、米中医療安全保障協力を進展(Advancing U.S.-China Health Security Cooperation in an Era of Strategic Competition)」と題する報告書を発表した。米国と中国は戦略的競争の時代に突入しているが、医療安全保障における二国間協力はこれまで以上に重要となっている。新型コロナウィルス(COVID-19)のパンデミックは、新規の状況と世界的に壊滅的な影響をもたらしているが、米中両国間の協力に重要な機会も呈している。本報告書は、両国が協調的な取り組みができる可能性がある確実で行動可能な6つの方向性を概説している。それらは、渡航、公衆衛生インフラ、サプライチェーンの対応力、ワクチン及び治療、バイオ安全性とバイオ安全保障、偽情報対策、の6点である。