DAPRA、微生物由来食品によるコルヌコピア(豊穣)プログラムを開始

軍の配備や軍による人道支援及び災害救済活動においては、膨大な食料の提供が必要となり、これらは貴重な貨物スペースを占有することになる。このような中で、国防高等研究計画局(Defense Advanced Research Project Agency: DARPA)は12月2日、「コルヌコピア(Cornucopia)」プログラムを発表した(コルヌコピアは「豊穣」の象徴)。これは、現地でオンデマンドで、水と空気と電力を使って微生物由来の食品を生産するというもので、実現すれば、食品輸送の物流的負担を大幅に軽減し、現地に水とエネルギーが十分にあれば、無期限に栄養をもたらすことができる。輸送可能なコルヌコピア・システムは、電力と空気と水をシンプルな分子へと変換してエネルギー源とし、大気や水に含まれる炭素や窒素、水素、酸素を、食品分子(タンパク質や脂質など)を生産する微生物へと変換する。

Defense Advanced Research Project Agency “A Cornucopia of Microbial Foods” (12/2/21)