コンピュータチップ不足が自動車業界の世界的な工場生産に混乱をもたらしていることを受け、フォード自動車(Ford Motor Co.)とゼネラル・モーターズ社(General Motors Co.: GM)は、半導体ビジネスに乗り出すことを視野に入れている。フォード自動車は11月18日、米国を拠点とする半導体メーカーのグローバル・ファウンドリーズ社(GlobalFoundries Inc.)とチップ開発の戦略的協定を交わした点について概説した。本件は、最終的に米国内での合同生産につながる可能性がある。一方、GM社は、クアルコム社(Qualcomm Inc.)を含む半導体大手と提携し、コンピュータチップの共同開発及び製造を目的とした契約を実施したと発表した。これらは、パンデミック関連の混乱を受け、企業が、供給品の生産を本国の近くへ移行させる、もしくは社内で生産することで、自社のサプライチェーン管理を強化しようとする動きを示す。半導体不足問題を受けて、業界間の共同作業が促進され、自動車企業と技術企業の幹部は、課題への対処と新製品の開発を目的として協力を強化しつつある。
Wall Street Journal “Ford, GM Step Into Chip Business” (11/18/21)