NSF科学工学指標、学術機関の研究開発に関する報告

米国科学財団(National Science Foundation: NSF)は、科学工学指標(Science & Engineering Indicators)の「学術機関の研究開発(Academic Research and Development)」の要旨として、次のような点を挙げている。①学術機関は2019年に、837億ドルの研究開発(R&D)を実施した。学術機関によるR&D費のほぼ3分の2は基礎研究を支えている。応用研究及び実験開発の費用は少ないものの、その割合は増大しつつある。②学術機関によるR&Dの最大の資金提供者は連邦政府で、2019年には総資金の半分以上を提供した。こうした連邦資金の90%以上は6つの省庁による。③学術機関によるR&D全体の4分の3は、極めて高度な研究活動を行う大学(very high research activity doctoral university)によって実施された。④44か国中、米国は、高等教育機関によるR&D支出総計では1位であったが、同総計の対GDP比では23位であった(2018年)。

National Science Foundation “Academic Research and Development” (9/14/21)