ITIF、「COVID-19後でも米国労働市場は、人々が考えているよりも安定」と報告

現在、「米国の労働者は不安定な雇用環境の経済下にある」「人工技術(AI)などの新興技術は雇用環境を悪化させるばかりである」といった考え方が優勢であるが、ITイノベーション財団(Information Technology Innovation Foundation: ITIF)の発表した論文によれば、現在の米国の雇用状況は、1990年代半ば以降、最も安定しているという。例えば、米国労働者が失業する可能性は、1995年には約7.3%であったが、現在、その数値は5.8%に低下している(四半期データ)。新型コロナウィルス(COVID-19)のパンデミックによる失業の急増はあったものの、長期的なトレンドは変わっていない。こうした上で、ITIFは、「誤った仮定に基づいて技術的な進展を鈍化させるのではなく、政策策定者はそれを加速させ、特に技術イノベーションを支援すべきである」としている。

Information Technology Innovation Foundation “Even After COVID-19, the U.S. Labor Market Remains More Stable Than People Think” (9/13/21)