米国政策財団(National Foundation for American Policy: NFAP)は8月19日、「科学工学分野における海外留学生(International Students in Science and Engineering)」と題する分析報告を発表した。それによれば、海外留学生は米国の雇用主にとって重要な人材源であり、米国の大学は科学及び工学分野で米国人学生に質の高いプログラムを提供することが可能になっている。また、海外留学生の存在がなければ、米国でコンピュータ・情報科学、電気工学といった分野で大学院の学位(修士号、博士号)を追求する学生の数は、米国経済の規模に比べて小さくなると予測されるという。2019年に米国の大学(電気工学分野)に在籍していた正規(フルタイム)の米国人大学生はわずか9,083名で、海外留学生は2万6,343名であった。NFAPは、海外留学生を歓迎する政策を維持することは、技術イノベーションの中核という米国の役割を維持する上で重要であるとし、いくつかの提案を行っている。