セキュリティ・新興技術センター(Center for Security and Emerging Technology: CSET)は今般、「中国のロボティクス特許概況(China’s Robotics Patent Landscape)」と題する報告書を発表した。2011年以来、中国のロボティクス部門は、技術的リーダーシップの達成というミッションの一部として急速に成長した。中国政府はこうした成長をインセンティブや、一部の事例では助成を通じて奨励してきた。報告書のキーファインディングとして、①2010~2019年におけるロボティクスの特許取得上位国は、米国、中国、日本、韓国、ドイツで、中国は2015年に世界のリーダーとなった。世界的にロボティクスの特許取得者上位100者のうち、大半を中国の組織が占める、②ロボティクス特許取得の上位の国々は、ロボティクスの学術文献や在庫でもリーダーとなっている、③中国はロボティクスの特許取得者の1位ではあるが、ロボティクスの生産では日本が1位である(ただし中国のロボティクス生産は急増している)、などが挙げられている。
Center for Security and Emerging Technology “China’s Robotics Patent Landscape” (August 2021)