EPAがダイオキシンに関する報告書を発表

環境保護庁(Environmental Protection Agency: EPA)は、ダイオキシンが癌以外の健康問題(免疫システムや生殖器系への悪影響など)の原因となる可能性について評価した報告書をようやく公表した。報告書は、「ダイオキシンの摂取量は、1日当たり体重1キログラムにつき0.7ピコグラム未満とすべきである」と勧告している。また、報告書に付随されているファクトシートでは、「現行のダイオキシンへの暴露は、甚大な健康リスクを呈していない」と記述している。環境団体はEPAの報告書を歓迎・評価している一方、業界団体の米国化学工業協会(American Chemistry Council)は、報告書が公表される以前から、「EPAによる評価は、食品の安全性に関して消費者を誤解、脅えさせる可能性がある」と批判していた。ダイオキシンと癌に関する再評価は後日発表される予定である。
Nature.com “US environment agency releases dioxin report” (2/18/12)