政府説明責任局(Government Accountability Office: GAO)は今般、「電力グリッドの対応力:気候変動は広範囲な影響を及ぼすと考えられ、DOEとFERCは行動を起こすべき(Electricity Grid Resilience: Climate Change Is Expected to Have Far-reaching Effects and DOE and FERC Should Take Actions)」と題する報告書を公表した。報告書によれば、気候変動は、発電、送電、配電から電力需要に至るまでのあらゆる側面で影響を及ぼすと考えられ、一例として、より頻繁な干ばつや降雨パターンの変化によって一部の地域で水力発電が減少する可能性や、増加する山火事によって送電線が損害を受ける可能性などが挙げられている。GAOは、①エネルギー省(Department of Energy)が電力グリッドの対応力を強化するため、戦略を策定し、省内で調整努力を行うこと、②連邦エネルギー規制委員会(Federal Energy Regulatory Commission: FERC)が気候リスクを評価し、対応力を推進する方法について計画することを勧告している。