経済封鎖緩和により、今年の米国の電力使用は増加の見通し

エネルギー情報局(Energy Information Administration: EIA)が3月9日に発表した「短期エネルギー見通し(Short Term Energy Outlook)」によれば、2021年は新型コロナウィルス感染症対策で行われていた経済封鎖が緩和されるのに伴い、米国の電力消費は2.1%増加し、石炭及び再生可能エネルギーの双方で発電量が増加する見通しである。今後の電力需要は、新型コロナの影響を受けて11年ぶりの低水準となった2020年の3兆8,040億キロワット時(kWh)から、2021年は3兆8,830億kWh、2022年は3兆9,360億kWhに増加する見通しである。更に、天然ガスによる発電のシェアは、2020年の39%から2021年には36%に、2022年は35%に減少する一方、石炭のシェアは、2020年の20%から、2021年及び2022年の23%に増加するとしている。再生可能発電のシェアは、2020年の20%から2021年は21%、2022年は23%に増加すると予測されている。

Reuters “U.S. power use to rise in 2021 as governments ease lockdowns: EIA” (3/9/21)