中国、研究開発の主要な押し上げを発表するものの、野心的な気候目標は含まれず

中国の全国人民代表大会の年次大会で発表された第14次5か年計画によれば、中国は今後5年間にわたって毎年、研究開発(R&D)支出を年間7%以上増加することをターゲットとしている。7%という数値は、今年のターゲットとされているGDPの6%増を1ポイント上回ることから、GDPに対するR&D支出比は増加する見込みであると、中国にあるノッティンガム大学(University of Nottingham)寧波キャンパスの科学政策専門家は述べる。一方、環境保護派は、中国が、2030年までに温室効果ガスの排出を削減し、2060年までに炭素ニュートラリティを達成するというゴール(習近平・国家主席が2020年9月に設定した)に向けてどのように取り組むのか、5か年計画で詳述されることを期待していたが、脱炭素化を加速させる野心的な意図は含まれておらず、失望的な内容となっている。

Science “China announces major boost for R&D, but plan lacks ambitious climate targets” (3/5/21)