情報筋によれば、米国政府は、オランダ政府に対し、同国のASMLホールディングNV(ASML Holding NV)が中国のチップ・メーカーへ、チップの大量生産を行う上で重要な主流技術を輸出することを禁止するよう働きかけている。これは、中国の台頭を抑止しようとする米国の活動の延長線上にある。米政府による禁止措置の提案は、先端システムの対中国売却に関する現行のモラトリアムを拡大するもので、チップ製造の世界的リーダーになろうとする中国の計画を阻止する試みである。もしオランダ政府が規制の強化に同意すれば、現在、中国への輸出が禁止されているチップ製造設備が大幅に拡大されることになり、中国のチップ・メーカーにとっては大きな痛手となる。オランダ政府は、ASMLによる中国のチップ・メーカーへの輸出の更なる規制についてまだ何ら同意していない。米政府高官は、日本に対しても同様技術を中国のチップ・メーカーへ輸出することを禁止するよう圧力をかけている。
Bloomberg “US Wants Dutch Supplier to Stop Selling Chipmaking Gear to China” (7/6/22)