研究博士号授与が回復し、2022年の米国博士号取得者数は過去最高に

新型コロナのパンデミックは研究博士号学位の取得に否定的な影響をもたらしたが、「博士号取得者調査(Survey of Earned Doctorates: SED)」の新たなデータによれば、博士号の授与は回復しつつある。2022学業年度(2021年7月1日~2022年6月30日)のデータは、研究博士号の授与数が単一年度としては過去最高の5万7,596件に達したことを示す。卒業の延期や博士号取得の要件に伴うその他の混乱が、この増加に寄与しており、2022年の博士号取得者の半数以上(女性の54.0%、男性の53.1%)が、「パンデミックは博士課程のスケジュールに遅延をもたらした」と報告している。SEDの新たなデータはまた、2021年から2022年の間に、学術部門での雇用のコミットメントを得た博士号取得者の割合は、3.7ポイント下落した一方、民間部門での職を得た同割合は4.4ポイント上昇した。ただし、パンデミックが米国の大学における研究博士課程やその取得者に及ぼした影響を十分に理解するには、更に数年分のデータが必要である。

National Center for Science and Engineering Statistics “Research Doctorate Conferrals Rebound, Leading to Record Number of U.S. Doctorate Recipients in 2022″ (9/28/23)