特別競争力研究プロジェクト(Special Competitive Studies Project: SCSP)は、初となる報告書「国家競争力に関する十年半ばの試練(Mid-Decade Challenges to National Competitiveness)」を発表した。報告書は、米国は中国との激しい技術競争の中にあり、それは民主主義と専制主義の間の地政学及び競争の未来を形成しつつあると指摘する。そして、「米国技術の優位性への投資、技術産業基盤の強化、ディスラプティブな技術の民主的及び責任ある形での導入を目的として、広範な公共政策分野で民主的な措置が講じられなければ、米国は競争に負ける可能性がある」と厳しいメッセージを送っている。報告書は、これまで行われてきた4件の広範な会合、26件のパネル会合(産官学の代表が参加)、400件以上の活動の結果である。総意をまとめた報告書ではなく、SCSPのスタッフがこれまでに行ってきた取り組みの集大成であり、各方面からの情報を統合した内容となっている。